[Signature Roast] Tanzania Tembo Tembo SL28 Washed (TAN-2123) / 中煎り
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東京 目黒
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焙煎士 : 谷口 伊吹 さんのコメント
フレーバーについて
柑橘類やさくらんぼを思わせる果実感に、赤りんごのようなやさしい甘さ。蜂蜜を思わせる甘みと、紅茶のような軽やかな飲み心地が特徴です。
フレーバーイメージ / Flavor Image
Orange、Plum、Honey
地域 / Region
Oldeani, Karatu
標高 / Elevation
1,750m - 1,850m
農家 / Farmer
Leon & Aideen Christianakis
品種 / Variety
SL28
精製方法 / Process
Fully Washed
【農園情報】
アフリカ・タンザニア北部、オルディアニ山の山麓に広がるアカシアヒルズ農園。野生動物が行き交う豊かな自然の中で、繊細な仕事と強い信念をもってスペシャルティコーヒーを育てているのが、レオン・クリスティアナキス氏です。
コーヒーの名産地として知られるこの地においても、アカシアヒルズの名前は近年一際輝きを増しています。その背景には、長年にわたる品質向上への努力と、地域とともに成長するというレオンの哲学があります。かつては標高の低い土地で栽培をしていた彼の家族ですが、スペシャルティコーヒーという概念に出会ったことで、「より高地で、より高品質なコーヒーを」と、農園を一から再構築。パートナーである米国の焙煎士マーク・ステル氏と共に、ケント、SL28、ゲイシャ、パカマラなど、選び抜いた品種を植え、丁寧に育ててきました。その味わいは世界のロースターから高く評価され、ACE(Alliance for Coffee Excellence)が主催するプライベートオークションではウィナーとして名を連ねるまでに。豊かな酸、明るい果実味、そしてクリーンな後味は、まさにタンザニアの新境地といえるでしょう。
さらにレオンは、コーヒーを通じて地域社会にも深く関わっています。現地に水のインフラを整備し、スタッフの雇用を通じて地域経済を活性化。農園を中心に小さな商店が立ち並ぶようになり、人々の暮らしが少しずつ、確実に変わってきています。
「良いコーヒーを育てるには、人も幸せでなければならない。」
そんな信念のもとで作られたこのコーヒーは、カップの中にも、しっかりとその物語が息づいています。未来へと続く、タンザニアの一杯。ぜひお楽しみください。
【ウォッシュドプロセス】
収穫された完熟チェリーは、まずサイフォンで比重選別とクリーニングを行い、収穫後10時間以内にパルピング(果肉除去)されます。パルピングには、山の湧水を利用した飲用可能な水が使用されます。
パルピング後は、屋根付きのセメント製発酵槽でドライファーメンテーションを実施。ケニアで一般的な水中発酵とは異なり、水を加えずに発酵を進める方法で、品種や収穫されたチェリーの熟度・均一性に応じて36〜40時間かけて行われます。発酵の終了は、パーチメントの手触りや香りを確認しながら判断されます。
十分に発酵したコーヒーは、長いウォッシングチャネルで丁寧に洗浄され、ミューシレージ(粘液質)を完全に除去します。この工程でも比重選別が行われ、パーチメントは「Parchment 1」「Parchment 2」「Parchment 3」「Floaters」の4つに分類されます。今回のロットには、最も品質の高い「Parchment 1」のみが使用されています。
乾燥は、シェード付きの乾燥ベッドと天日乾燥を組み合わせて行われます。特にGeisha、Pacamara、SL28といった高品質品種にはシェード乾燥が優先的に用いられます。乾燥期間は最低15日間を確保し、後半の約10日間はゆっくりと乾燥を進めながら、頻繁に攪拌を行います。最終的に水分値11〜12%まで丁寧に仕上げられます。
乾燥後のパーチメントは保管庫で管理され、その後、内袋付きのアグロヘマティックバッグに詰められます。これにより、モシのドライミルへ輸送されるまでの間、埃や湿気からコーヒーを守り、品質を維持しています。
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