[Artisan Roast] Colombia Finca La Roca Geisha Washed Lot.RS48 (COL-0373) / 浅煎り
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東京 目黒
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焙煎士 : 谷口 伊吹 さんのコメント
フレーバーについて
白桃や洋梨のようなとろみのある果実感に、マスカットを思わせる華やかさ。はちみつヨーグルトのような、やさしい乳酸の甘酸っぱさが広がります。冷めてくるにつれて、ストロベリーのような甘酸っぱい果実味がよりはっきりと感じられます。
フレーバーイメージ / Flavor Image
Peach、Pear、Floral
地域 / Region
Planadas, Tolima
標高 / Elevation
1,857m
農家 / Farmer
Jorge Elias
品種 / Variety
Geisha
精製方法 / Process
Washed
【焙煎士・谷口のコメント】
PostCoffeeではおなじみ、コロンビアのFinca La Rocaでホルヘが手がけたゲイシャです。僕の大好きなホルヘのコーヒーを、今回もご紹介できることをとても嬉しく思います!
ホルヘは、コロンビア中西部にあるトリマ県プラナダスの若き生産者です。この地域で三代続くコーヒー農家に生まれ、数年前から本格的にスペシャルティコーヒーの生産に挑戦し始めました。その才能はすぐに開花し、2022年にはカップ・オブ・エクセレンス(COE)に初出場で3位入賞、翌2023年も24位にランクインしています。さらに同年のCOEでは、1位、3位、24位のロットすべての精製に彼が携わりました。2026年9月中旬にトリマ県で行われたオークションでも、ウォッシュドとハニーの両部門で最高落札価格を記録しています。
いまやプラナダスを代表する存在で、現地では「彼がいたから今のプラナダスがある」と語られるほどです。ホルヘの成功をきっかけに世界中からバイヤーが訪れるようになり、街にも大きな変化が生まれているそうです。
2025年5月、僕はホルヘに会うためにプラナダスを訪れました。2000年代初頭までゲリラの影響下にあったこの地域へは、舗装されていない道や崖沿いのぬかるんだ山道を何時間も進み、ようやくたどり着きました。決して楽な道のりではありませんでしたが、日本では見たことのない壮大な山々や大きな川、どこまでも続く牧草地の景色は圧巻で、今も強く記憶に残っています。
現地では、ホルヘ自身が丸一日かけて街や農園、精製所を案内してくれました。彼の農園で口にしたコーヒーチェリーは驚くほど甘く、華やかで、複雑。フローラルな香りと果実味が幾重にも重なり、まさに彼のカップそのものでした。チェリーの段階ですでに、完成されたコーヒーの片鱗を感じたのです。
ホルヘのコーヒーは、唯一無二の味わいです。ストーンフルーツのような重心の低い甘さがありながら、きらびやかで生き生きとした酸が広がります。僕はこの味わいを、ひそかに「ホルヘ味」と呼んでいます。皆さんにもぜひ、ホルヘ味を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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